シンワ測定のレーザー距離計はどう?価格帯と測れる距離
シンワ測定のレーザー関連で型番まで確認できるのは、レーザーロボ X lineとLEXIAという墨出し器のシリーズです。距離を数値で返す距離計のシリーズは、2026年7月に確認した公式の製品カテゴリでは見当たりませんでした。
シンワ測定は水平器・曲尺・コンベックスまで扱う総合メーカーなので、計測器全般を作っている連想からレーザー距離計も当然あるものとして探されます。ただ、墨出し器は基準線を照射する機械で、長さの数値は表示しません。同じ「レーザー」でも用途が別の道具です。
本記事では、シンワ測定のレーザー製品で型番まで確認できる範囲・距離計と墨出し器で測るものがどう違うか・X lineとLEXIAの選び分けを解説します。

GOOD DIY編集部
測る道具の選び方の専門メディア。レーザー墨出し器・水平器・ノギスから測量機器まで、メーカー公式資料で確認した仕様と廃番型番を掲載。カタログの数値の読み方から、自分の作業に合う機種の選び方を解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
シンワ測定のレーザー距離計は公式ラインで確認できない
公式サイトのレーザー関連カテゴリに並んでいるのは、レーザーロボ X line-E グリーン、レーザーロボ LEXIA 21 グリーン(70841)、レーザーロボ X line レッド フルライン・地墨(71607)といった機種で、いずれも床や壁に基準線を照射する墨出し器です。対象物までの距離を数値で返すタイプの製品については、型番を確認できませんでした。
そのため、この記事で「シンワのこの距離計を買えばいい」と型番を挙げることはできません。通販モールや店頭でシンワの名前と一緒に距離計が並んでいた場合は、パッケージの型番と製造元の表示を照合してから判断してください。取扱いは店舗や時期によって変わります。
距離の数値がすぐに要るなら、距離計を主力として展開している他社から選ぶほうが早いです。タジマのタフとライカの住み分けやマキタのLD型番と測れる距離の差で、それぞれのシリーズ構成を解説しています。
レーザー距離計と墨出し器では測るものが違う
距離計は、対象面にレーザーを当てて戻ってきた光から距離を割り出し、数値で表示する機械です。壁の対角や天井高のように、巻尺の端を押さえる人がいないと測りにくい寸法を一人で押さえられます。機種によっては測った値から面積などを計算するモードを持ちます。
これに対して墨出し器は、水平線・鉛直線・地墨(じずみ、床面に打つ基準点)を照射して、墨つぼの代わりに基準を示す機械です。ラインの位置は分かっても、そこまで何ミリあるかは出てきません。棚の取り付け高さを一周そろえる作業は墨出し器の仕事で、部屋の広さを拾う作業は距離計の仕事になります。
検索結果でこの2つが混ざるのは、どちらも「レーザー」「測定」という語で紹介されるためです。測りたいのが数値なのか基準線なのかを先に決めれば、候補は半分に減ります。数値側が必要な場合の測定範囲と精度の読み方は、レーザー距離計で測れる距離と精度の軸で解説しています。
レーザーロボ X lineとLEXIAの違いは照射方式と位置づけ
シンワ測定の墨出し器で型番まで確認できているのは、X lineとLEXIAの2シリーズです。X lineはコーンミラーを使って単一光源から360°を照射する構造で、回転ベースを取り外せるため、床に近い低い位置でも本体を据えられます。LEXIAは上位シリーズという位置づけで、X lineより装備が上のラインになります。
| シリーズ | 確認できている特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| レーザーロボ X line | コーンミラーで単一光源から360°照射。回転ベースは着脱式。レッドのフルライン・地墨(71607)、グリーンのX line-Eがある | 全周の基準線を1台で回したい人、床面に近い高さで据えたい人 |
| レーザーロボ LEXIA | 上位シリーズ。グリーンのLEXIA 21(70841)を確認 | X lineより上の装備で選びたい人 |
共通して確認できる装備は、3段階の明るさ調整、電源を切ってもライン構成を保持するラインメモリ機能、±4°の自動補正、そしてIP54です。IP54は、粉じんが入っても動作に支障がなく、あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がない等級を指します。電源はX line-Eが単3アルカリ乾電池4本またはACアダプターで、現場で電池を買い足すか、電源を引いて回すかを選べます。
色の選び分けも型番で分かれていて、71607はレッド、X line-EとLEXIA 21はグリーンです。人の目は明るい場所では555nm付近の緑色域を最も明るく感じるため、同じ出力ならグリーンのほうが見やすくなります。暗い屋内だけで使うならレッドでも読めますが、照明の入る室内や明るい面に当てる作業ではグリーン機のほうが楽です。LEXIAの個別仕様は照合できていないため、精度や到達距離はカタログで確かめてください。
距離を測るだけならコンベックスで足りる場面
シンワ測定はコンベックスや曲尺も作っているので、採寸の道具としてはそちらで足りることがあります。距離計を足す価値が出るのは、手で測ると人手や足場が要る寸法を扱うときです。
一人で天井高や対角を押さえたいとき
天井までの高さや部屋の対角は、巻尺だと先端が落ちたり、たわんで実寸より長く出たりします。距離計なら床に置くか壁に当てるだけで数値が読めるので、脚立に上る回数も減ります。持ち歩く量を増やしたくない場合は、小型のレーザー距離計がどこまで測れるかで携帯性との兼ね合いを解説しています。
短い寸法を何度も測るとき
1m以下の寸法を連続で拾う作業は、コンベックスのほうが速いです。距離計は測る面に点を当てて値が確定するまでの待ちがあり、近距離では手測りの速さに追いつきません。内装の造作で細かい逃げを見ながら進めるなら、コンベックスと併用する前提で考えてください。屋外の躯体側で点が飛ぶ場合は、日差しで点が見えないときの対処にターゲットプレートの使い方をまとめています。
シンワ測定で買う前に型番と修理窓口を確かめる
シンワの墨出し器は71607や70841のような数字の型番で管理されていて、ライン構成も色もこの番号で分かれます。「レーザーロボ X line」だけでは、レッドのフルライン機なのかグリーンのX line-Eなのかが決まりません。商品ページでは、番号と一緒に照射パターン(フルラインか、地墨付きか)を必ず見てください。
屋外で使う予定があるなら、受光器に対応しているかも確認が要ります。受光器は別売のことが多く、同一メーカーの対応機種の組み合わせでないと検出できません。屋外の明るさでは目視でラインを追えなくなるため、対応していない機種を屋外作業の主力にはできません。
修理は、シンワサービスセンター(0120-305143)に直接連絡する形で、問い合わせメールフォームも用意されています。修理費用や、購入店を経由する必要があるかどうかについては公開情報に記載がありませんでした。カタログに出ている精度は出荷時の値なので、落としたあとや長く使ったあとは、既知の基準面で自分で確認してから現場に持ち込んでください。
よくある質問
シンワ測定にレーザー距離計はありますか
公式の製品カテゴリで確認できたレーザー製品は、レーザーロボ X lineとLEXIAという墨出し器のシリーズだけでした。距離を数値表示する距離計の型番は確認できませんでした。
レーザーロボで距離は測れますか
測れません。レーザーロボは水平線・鉛直線・地墨を照射して基準を示す機械で、対象までの長さは表示されません。数値が必要なら距離計かコンベックスを別に用意してください。
X line-Eは乾電池で動きますか
単3アルカリ乾電池4本、またはACアダプターで動きます。現場で電池を調達して回す使い方と、電源を取って長時間据える使い方のどちらも選べます。
グリーンとレッドはどちらを選べばよいですか
明るい室内や、白い面に当てて作業する時間が長いならグリーンです。照明を落とした屋内中心ならレッドでも読めます。グリーン機は価格が上がる傾向があるので、使う場所の明るさで決めてください。
建築の現場で使うならどう選びますか
内装の間仕切りなら全周ラインと地墨、躯体側なら受光器対応が前提になります。用途ごとの基準の取り方は建築で使うレーザー距離計の選び方で解説しています。
まとめ
シンワ測定のレーザー製品として型番まで確認できるのは墨出し器のレーザーロボで、距離を数値で返す距離計は公式ラインで見当たりませんでした。基準線が要るならX lineかLEXIAを型番と色で絞り、長さの数値が要るなら距離計を別に用意する、という切り分けになります。ぜひ本記事の型番の見方と受光器の確認手順を参考に、自分の作業に足りる1台を決めてください。
