SHARE:

マイクロメーターおすすめ10選|測定範囲と分解能で選ぶ【2026年】

ノギスで軸の太さを測ったら18.3mm、持ち替えて測り直すと18.2mmになります。板の厚みやシャフトの外径を0.01mm単位で決めたい場面では、この揺れが残ったままです。

マイクロメーターは1本で全域を測れません。

測定範囲が0〜25mm、25〜50mmのように25mm刻みの帯で分かれていて、ミツトヨならM110-25が0〜25mm、M110-50が25〜50mmです。

測る相手の寸法で帯を決め、次に最小表示を0.01mmと0.001mmのどちらにするかを決めてください。

本記事では、いまAmazonで在庫がある10商品を測定範囲と最小表示で分けて紹介し、アナログとデジタルの選び分けとあわせて解説します。

本記事はこんな方におすすめです。
  • ノギスでは足りない0.01mm単位の外径や厚みを測りたい方
  • 0〜25mmと25〜50mmのどちらを買えばよいか決めかねている方
  • アナログの目盛を読むか、デジタルの数字で済ませるかを迷っている方

GOOD DIY編集部

測る道具の選び方の専門メディア。レーザー墨出し器・水平器・ノギスから測量機器まで、メーカー公式資料で確認した仕様と廃番型番を掲載。カタログの数値の読み方から、自分の作業に合う機種の選び方を解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

マイクロメーターおすすめ10選|アナログ・デジタル・防水形を比較【2026年】

本ページはAmazonで販売中の商品をもとに作成しています。商品の仕様と在庫はAmazonの商品ページでご確認ください(2026年10月時点の情報です)。

AUTOUTLET 外側マイクロメーター 0-25mm(0.01mm目盛)

AUTOUTLET 外側マイクロメーター 0-25mm(0.01mm目盛)

測定範囲0〜25mm・精度0.01mmのアナログ式で、測定面の素材は炭化タングステン鋼です。

目盛を刻んだバレルは黒の対照色、回す側の筒はサテンクロム仕上げになっていて、目盛の数字を見分けやすくしてあります。測定面は研削・研磨された超硬合金です。

ゼロ調整用の専用レンチと、繰り返し測定のためのロックが付きます。落下防止のケース包装に入っているので、工具室や機械工場、自動車の整備のように道具を持ち歩く使い方にも合います。

タイプアナログ・0〜25mm
測定範囲0〜25mm
精度0.01mm
測定面研削・研磨した超硬合金(炭化タングステン鋼)
付属ゼロ調整用レンチ・繰り返し測定用ロック・落下防止ケース

Proster デジタルマイクロメーター 0-25mm 0.01mm

Proster デジタルマイクロメーター 0-25mm 0.01mm

測定範囲0〜25mm、精度0.01mm、解像度0.01mmのデジタル式です。表示が数字なので、目盛を足し算せずに値を読めます。

外径測定用の標準的でシンプルな構造で、最大測定面は炭化タングステン鋼製、プローブには合金を使っており、メーカーは目盛の読み取りが楽だと説明しています。

付属はマイクロメーター本体とレンチ、収納ボックスの3点です。0.01mmまでで足りる用途なら、アナログの目盛を覚える前から数字で測れます。

タイプデジタル・0.01mm
測定範囲0〜25mm
精度0.01mm
解像度0.01mm
測定面炭化タングステン鋼
付属レンチ・収納ボックス

Bunmery デジタルマイクロメーター 0〜25mm 0.001mm

Bunmery デジタルマイクロメーター 0〜25mm 0.001mm

最小読取値0.001mm、精度±0.002mmのデジタル式で、測定範囲は0〜25mmです。0.001mmまで読める5商品の1つです。

大型の液晶画面に数字を表示し、操作しないまま5分以内に自動で電源が切れます。絶対測定と相対測定のどちらも使えるので、基準の寸法に合わせてから差だけを読む測り方もできます。

プローブは超硬合金で、電源はCR2032リチウム電池1個です。パッケージには日本語の取扱説明書が付いています。

タイプデジタル・0.001mm
測定範囲0〜25mm
最小読取値0.001mm
精度±0.002mm
電池CR2032×1
機能絶対測定・相対測定・オートパワーオフ5分以内

シンワ測定 マイクロメーター 0〜25mm 78935

シンワ測定 マイクロメーター 0〜25mm 78935

測定範囲0.01〜25mmのアナログ式で、本体サイズは52×128×20mm、製品質量は205gです。

塗装とメッキを強固にしてあり、剥がれとサビに強い仕上げなので、工具箱に入れたまま現場へ持ち運ぶ使い方を想定できます。

目盛基点の調節も素早く確実にできるので、測り始める前のゼロ合わせに手間をかけずに済みます。

タイプアナログ・0〜25mm
測定範囲0.01〜25mm
本体サイズ52×128×20mm
製品質量205g
仕上げ強固な塗装とメッキ

シンワ測定 デジタルマイクロメータ 0〜25mm 79523

シンワ測定 デジタルマイクロメータ 0〜25mm 79523

測定範囲0〜25mmのデジタル式で、0.001mmまで読み取れます。

電源はCR2032リチウム電池1個、電池寿命は約8ヶ月、オートパワーオフは約5分です。付属の電池はテストモニター用のため寿命が短いと、メーカーが注記しています。

測定圧は10Nと数値で表記されています。決まった力で測定面を当てることを前提にした値なので、当て方を一定にそろえるときの目安にしてください。

タイプデジタル・0.001mm
測定範囲0〜25mm
最小読取値0.001mm
測定圧10N
電池CR2032×1(付属はテストモニター用)
電池寿命約8ヶ月
オートパワーオフ約5分

ミツトヨ 外側マイクロメーター M110-25

ミツトヨ 外側マイクロメーター M110-25

ミツトヨのアナログ機で、型番末尾の25が0〜25mmの帯を表します。

標準的でシンプルな構造のため、幅広い用途に使えます。フレームは塗装仕上げで、外径の精密測定に向けた機種です。

メーカーコードは103137です。0〜25mmの帯だけで用が足りるなら、この1本から始められます。

タイプアナログ・0〜25mm
構造標準的でシンプル
フレーム塗装
用途外径精密測定
メーカーコード103137

ミツトヨ 外側マイクロメーター M110-50(103-138)

ミツトヨ 外側マイクロメーター M110-50(103-138)

M110-25と同じアナログ機で、こちらは25〜50mmの帯を受け持ちます。最小表示は0.01mm、器差(きさ)は±2μmです。

定圧装置にはラチェットストップが付き、測定面形状は標準型平面で超硬合金チップ付きになっています。

メーカーコードは103-138です。25mmを超える外径を測るなら、M110-25ではなくこちらを選んでください。

タイプアナログ・25〜50mm
測定範囲25〜50mm
最小表示0.01mm
器差±2μm
定圧装置ラチェットストップ
測定面形状標準型平面(超硬合金チップ付)
メーカーコード103-138

ミツトヨ デジマチックマイクロメータ MDC-25PX(293-240-30)

ミツトヨ デジマチックマイクロメータ MDC-25PX(293-240-30)

防じん・防滴のクーラントプルーフシリーズのデジタル機で、測定範囲は0〜25mmです。

最小表示量は0.001mm、定圧装置はラチェットストップで、切削液や油がかかる機械のそばでそのまま測る使い方に向けて作られています。

型番は293-240-30です。0〜25mmの帯を0.001mmまで読みたくて、置き場所が水や油で濡れるなら、この機種が候補に入ります。

タイプクーラントプルーフ
測定範囲0〜25mm
最小表示量0.001mm
定圧装置ラチェットストップ
型番293-240-30(MDC-25PX)

ミツトヨ デジマチックマイクロメータ MDC-50PX(293-241-30)

ミツトヨ デジマチックマイクロメータ MDC-50PX(293-241-30)

MDC-25PXと同じクーラントプルーフシリーズで、こちらは25〜50mmの帯を測ります。最小表示量は0.001mm、定圧装置はラチェットストップです。

型番は293-241-30で、25mmを超える寸法を0.001mmまで読みたい場合はMDC-25PXではなくこちらを選びます。

測定データ出力機能は付きません。測った値を機器に送る必要がなければ、こちらで足ります。

タイプクーラントプルーフ・25〜50mm
測定範囲25〜50mm
最小表示量0.001mm
定圧装置ラチェットストップ
型番293-241-30(MDC-50PX)

ミツトヨ クーラントプルーフマイクロメータ MDC-25MX(293-230-30)

ミツトヨ クーラントプルーフマイクロメータ MDC-25MX(293-230-30)

クーラントプルーフシリーズのうち、測定データ出力機能が付く機種です。測定範囲は0〜25mm、最小表示量は0.001mmです。

定圧装置はラチェットストップで、量子化誤差は±1カウント含まずと表記されています。

型番は293-230-30です。測った値をパソコンや記録機器へ送りたいなら、出力機能が付かないMDC-25PXではなくこちらを選んでください。

タイプクーラントプルーフ・データ出力
測定範囲0〜25mm
最小表示量0.001mm
定圧装置ラチェットストップ
量子化誤差±1カウント含まず
機能測定データ出力
型番293-230-30(MDC-25MX)

マイクロメーターの選び方|測定範囲の帯・最小表示・表示方式・使う場所の4つで決める

選ぶ順番は決まっています。

最初に測定範囲の帯、次に最小表示、そのあとにアナログかデジタルか、最後に使う場所の条件です。

帯だけは後から変えられないので、ここを間違えると買い直しになります。

測る相手の寸法から測定範囲の帯を決める

帯が合っていなければ、ほかの仕様がどれだけ良くても測れません。手順は3つです。

  1. 測りたい物の外径か厚みを、ノギスか定規でおおまかに測る
  2. その値が25mmまでに収まるなら0〜25mmの帯、25mmを超えて50mmまでなら25〜50mmの帯を選ぶ
  3. 測る物が複数あって帯をまたぐときは、2本そろえるか、よく測る寸法の帯を先に買う

0〜25mmの帯はAUTOUTLET、Proster、Bunmery、シンワ測定78935、シンワ測定79523、ミツトヨM110-25、MDC-25PX、MDC-25MXの8商品です。

25〜50mmの帯はミツトヨM110-50とMDC-50PXの2商品になります。

帯の考え方と0.001mmが要るかどうかの判断は測定範囲の帯と0.001mmの要否で解説しています。

最小表示は0.01mmと0.001mmのどちらにするか

最小表示は、目盛や表示が刻むいちばん細かい単位です。

0.01mmと表記があるのはAUTOUTLET、Proster、ミツトヨM110-50の3商品で、0.001mmはBunmery、シンワ測定79523、MDC-25PX、MDC-50PX、MDC-25MXの5商品になります。

シンワ測定78935は測定範囲が0.01〜25mmと書かれ、ミツトヨM110-25には最小表示の表記がありません。

0.01mmで足りるのは、板厚や軸径を図面の寸法と突き合わせる使い方です。

0.001mmまで必要になるのは、はめあいの寸法差を記録する場合や、研磨した面の削り量を追う場合に限られます。

桁を1つ増やすと選べる機種が狭まるので、記録に残す桁から決めてください。

デジタル機の分解能と防水の等級の見方はデジタルマイクロメーターの分解能と防水等級で解説しています。

アナログとデジタルを選び分ける

アナログ機(AUTOUTLET、シンワ測定78935、ミツトヨM110-25、M110-50)はスリーブとシンブルの目盛を足して値を作り、電池が要らないので、目盛を覚えてしまえば電源を気にせず測り続けられます。

デジタル機(Proster、Bunmery、シンワ測定79523、MDC-25PX、MDC-50PX、MDC-25MX)は値を数字で表示するため、足し算が要りません。そのかわり電池を使い、シンワ測定79523は電池寿命が約8ヶ月でオートパワーオフが約5分、Bunmeryは操作しないまま5分以内に電源が切れる仕様で、どちらもCR2032を1個使います。

Bunmeryには絶対測定と相対測定の両方が付いているので、基準の寸法に合わせてから差だけを読める機種です。目盛そのものの読み方はスリーブとシンブルの目盛の読み方で解説しています。

油や水がかかる場所かどうかで決める

機械のそばで切削液や油がかかる場所に置くなら、防じん・防滴のクーラントプルーフシリーズ(MDC-25PX、MDC-50PX、MDC-25MX)が候補になります。

測定面の材質も確かめてください。

AUTOUTLETとProsterは炭化タングステン鋼、Bunmeryは超硬合金のプローブ、M110-50は標準型平面に超硬合金チップを付けた測定面です。

シンワ測定78935は塗装とメッキを強固にして、剥がれとサビに強い仕上げにしています。

ゼロ調整用のレンチが付くのはAUTOUTLETとProsterで、収納はAUTOUTLETの落下防止ケース包装とProsterのボックスが該当するので、持ち出して使うならここまで含めて見ておいてください。型番から仕様を引くときの読み方はミツトヨの型番の読み方で解説しています。

ノギスとの違いから見るマイクロメーターのメリット

ねじの送りで0.01mm単位の差を目盛で読み分けられる

マイクロメーターは、シンブルを回すとねじのピッチの分だけスピンドルが前に出る仕組みです。回転の角度を円周上に引き伸ばして目盛にしているので、0.01mm単位の差を目で読み分けられ、ミツトヨM110-50のように器差±2μmと表記された機種なら、読んだ値に残るずれの幅も数値で分かります。

ノギスとの精度の違いと使い分けの基準はノギスとマイクロメーターの精度の違いで解説しています。

ラチェットストップで毎回の測定力をそろえられる

ラチェットストップは、決まった強さを超えると空回りして、それ以上スピンドルを押し込めなくする部品です。測定面を当てる力が変わると同じ物でも読む値が変わるので、M110-50とクーラントプルーフシリーズの3機種では、ラチェットが空回りするまで回してから値を読んでください。

シンワ測定79523のように測定圧が10Nと数値で書かれている機種なら、どのくらいの力で当てた値なのかを後から確かめられます。ラチェットの回し方と力加減はラチェットの回し方と力の加え方で解説しています。

デジタル表示なら目盛の足し算を省ける

デジタル機が省けるのは、スリーブとシンブルの目盛を足し算する手順です。アナログ機は2つの目盛を読んで足した数が測定値になりますが、Prosterは値をそのまま数字で表示し、Bunmeryは大型の液晶画面に出します。

Prosterについては、炭化タングステン鋼製の最大測定面で目盛の読み取りが楽だとメーカーが説明しています。0.001mmまで読む機種では、絶対測定と相対測定の切り替えが付くかどうかも選び分けの手がかりです。

使う前に確かめたいマイクロメーターの注意点

測る前にゼロ点を確かめてください。

測定面を閉じたときに0を指していなければ、読んだ値すべてが同じ分だけずれるので、シンワ測定78935の目盛基点の調節や、AUTOUTLETとProsterに付くゼロ調整用のレンチで合わせ直してください。

基準棒を使う手順と確かめる頻度は基準棒を使うゼロ点調整の手順で解説しています。

測定面を当てる力は、ラチェットストップでそろえてください。

手でシンブルを押し込むと、同じ物でも読む値が変わります。

ラチェットが付かない機種では、当てる速さと止めどころを自分の手順として固定しておいてください。

落とすとゼロ点がずれるので、Bunmeryの説明にも、落とさないこと、日光が直接当たる場所や高温・多湿・ほこりの多い場所から離して置くことが書かれています。測定面に打痕が付くと平面が崩れるので、金属の縁にぶつけないように扱ってください。

デジタル機に付く電池は、動作確認のためのものが入っている場合があります。

シンワ測定79523は付属の電池がテストモニター用で寿命が短いとメーカーが注記しており、CR2032の替えを先に用意しておくと、測りたいときに止まりません。

Bunmeryも電源はCR2032リチウム電池1個です。

まとめ

マイクロメーターは1本で全域を測れないので、測る相手の寸法から測定範囲の帯を先に決めてください。

0〜25mmならAUTOUTLET、Proster、Bunmery、シンワ測定78935、シンワ測定79523、ミツトヨM110-25、MDC-25PX、MDC-25MX、25〜50mmならミツトヨM110-50とMDC-50PXです。

そのうえで最小表示を0.01mmと0.001mmのどちらにするか、目盛を読むアナログか数字で出るデジタルか、油や水がかかる場所かで絞れば、残る候補は数本になります。

商品タイプ測定範囲商品ページ
AUTOUTLET 外側マイクロメーター 0-25mm(0.01mm目盛)アナログ・0〜25mm0〜25mmAmazon/楽天市場
Proster デジタルマイクロメーター 0-25mm 0.01mmデジタル・0.01mm0〜25mmAmazon/楽天市場
Bunmery デジタルマイクロメーター 0〜25mm 0.001mmデジタル・0.001mm0〜25mmAmazon
シンワ測定 マイクロメーター 0〜25mm 78935アナログ・0〜25mm0.01〜25mmAmazon
シンワ測定 デジタルマイクロメータ 0〜25mm 79523デジタル・0.001mm0〜25mmAmazon/楽天市場
ミツトヨ 外側マイクロメーター M110-25アナログ・0〜25mmAmazon
ミツトヨ 外側マイクロメーター M110-50(103-138)アナログ・25〜50mm25〜50mmAmazon/楽天市場
ミツトヨ デジマチックマイクロメータ MDC-25PX(293-240-30)クーラントプルーフ0〜25mmAmazon
ミツトヨ デジマチックマイクロメータ MDC-50PX(293-241-30)クーラントプルーフ・25〜50mm25〜50mmAmazon/楽天市場
ミツトヨ クーラントプルーフマイクロメータ MDC-25MX(293-230-30)クーラントプルーフ・データ出力0〜25mmAmazon/楽天市場

ぜひ本記事の測定範囲の帯と最小表示の比較を参考に、手元で測る寸法に合う1本を選んでください。

あなたへのおすすめ