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日置の検電器3481はどんな機種?仕様と向いている作業の条件

日置電機(HIOKI)で検電器を探すとき、迷うのはシリーズの違いではありません。

公開されている現行一覧で確認できる検電器は3481と3480の2機種だけで、どちらも交流専用です。

選ぶ余地はほとんどなく、むしろ手が止まるのはその先にあります。

同じ一覧にIR4051-10、CM4141-50、PD3129、FT6031-90といった型番が並んでいて、どれが検電器でどれが別の測定器なのか判別できなくなるところです。

加えてHiKOKI(工機ホールディングス)と綴りが1字違いのため、電動工具メーカーのほうを探している場合もあります。

本記事では、日置電機とHiKOKIの違い・現行の検電器2機種・型番の頭文字が示す測定器の種類・直流回路で使えない理由を解説します。

GOOD DIY編集部

測る道具の選び方の専門メディア。レーザー墨出し器・水平器・ノギスから測量機器まで、メーカー公式資料で確認した仕様と廃番型番を掲載。カタログの数値の読み方から、自分の作業に合う機種の選び方を解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

日置電機(HIOKI)とHiKOKIは綴りが似ているだけの別会社

日置電機株式会社は電気測定器を自社で製造しているメーカーで、電動工具のHiKOKI(工機ホールディングス・旧日立工機)とは資本も製品も別です。

日置は測定器、HiKOKIは電動工具と覚えておけば混同しません。

工具のバッテリーやアクセサリが共通になることもないので、HiKOKIの工具を使っているから検電器も同じ系列で揃う、とはなりません。

日置電機の強みは、電気工事で使う測定器を横断してそろえている点にあります。絶縁抵抗計のIRシリーズ、クランプメータのCMシリーズ、検相器のPDシリーズ、接地抵抗計のFTシリーズがあり、検電器の3481・3480もそのラインの一部です。

現場向けの作りが具体的に数値で公開されているのは絶縁抵抗計のほうで、たとえばIR4051はコンクリート上1mからの落下に耐えるドロッププルーフ設計をうたい、単3形アルカリ4本で連続使用20時間、測定可能回数1000回と記載されています。

検電器3481・3480について同等の落下耐性や電池寿命が公開されているかは確認できませんでした。

絶縁抵抗計の仕様をそのまま検電器に当てはめないでください。

現行の検電器は3481と3480で、どちらも交流専用

日置電機の検電器として現行一覧で確認できるのは3481と3480の2機種です。検電器だけを見ると型番の頭に記号が付かず、4桁の数字だけで表されます。

3481と3480の仕様差は公開情報で確認できなかった

両機種は併売されていて、確認できたのはどちらも交流専用という点までです。

検出感度・使用電圧範囲・音と光の報知方式といった細部の違いまでは、今回参照できた範囲の資料に記載がありませんでした。

2機種のどちらかを選ぶ段階では、販売ページに載っている仕様表を並べて、使用電圧範囲と電池の種類を照合してから決めてください。

交流専用なので直流の充電部には反応しない

交流専用の検電器は、電線のまわりにできる交流の電界をとらえて反応します。

太陽光パネルの直流側、蓄電池まわり、直流電源装置の二次側は原理的に検知できず、無反応だから無電圧だと判断すると危険です。

直流側を確認する予定があるなら最初から機種の選び方が変わるので、直流対応の検電器と交流専用の見分け方で解説している条件を先に確認してください。

型番の頭文字を見れば測定器の種類が分かる

日置電機の型番は、頭文字で測定器の種類が決まります。検電器を探しているのに別の測定器のページを開いてしまう原因はここにあるので、先に対応を頭に入れておくと一覧から目的のものを拾えます。

型番の形測定器の種類現行の例使う場面
4桁の数字のみ検電器3481、3480充電の有無を当てて確認する
IR絶縁抵抗計IR4051-10、IR4052-51、IR5051竣工検査や定期点検で絶縁を測る
CMクランプメータCM3291、CM4141-50、CM4371-50負荷電流や漏れ電流を測る
PD検相器PD3129、PD3259-50三相の相順を確認する
FT接地抵抗計FT6031-90接地極の抵抗値を測る

型番の末尾にも意味があり、-90はワイヤレスセット、-50は校正証明書一式付などの構成違いを表します。

IR4051の場合は-10がスイッチ無しリード付属、-11がスイッチ付きリード付属で、同じ本体でも付属品が違うという整理です。

クランプメータは「CM+4桁」が現行の主力ですが、3280-10Fのように4桁数字のみの旧シリーズも併売されています。

なお検索で拾える3288は販売店の現行一覧に見当たらず、現行品かどうか確認できませんでした。

高圧の活線確認を日置の現行品でまかなえるかは確認できなかった

低圧の分電盤やコンセント回路で充電の有無を見るだけなら、交流専用の3481・3480が噛み合います。

一方、高圧受電設備のキュービクル内を検電する作業は、低圧用の検電器では代用できません。

耐電圧性能を備えた高圧検電器と、検電器そのものの点検(自己点検機能や検電確認器での動作確認)が前提になります。

日置電機の現行一覧で確認できた検電器は2機種で、高圧受電設備向けの機種があるかどうかは今回確認できませんでした。

高圧側の検電器を具体的な型番から探すなら、長谷川電機工業の検電器の現行機の違いで解説している機種から当たるほうが早いでしょう。

低圧と高圧で道具がまったく分かれる理由そのものは、検電器の低圧と高圧の違いで解説しています。

検電器を買う前に確認したい3点

日置電機の製品ページで見るべき箇所は限られています。機種が2つしかないぶん、確認の中身は「自分の作業に交流専用で足りるか」に寄ります。

交流か直流か、測る回路を先に決める

3481と3480はどちらも交流専用なので、作業対象に直流が混じるかどうかを最初に決めてください。

屋内配線と分電盤だけなら交流専用で足ります。

太陽光や蓄電池が1件でも入るなら、交流専用だけでは現場で手が止まります。

低圧だけで終わるか、高圧の点検に入るか

低圧専用の検電器を高圧回路に近づけるのは危険で、逆に高圧検電器を低圧に当てても感度が足りません。作業範囲が低圧で完結するなら日置の2機種が候補に入り、高圧が入るなら別枠で高圧検電器を用意する前提になります。

校正証明書が要る現場かどうか

日置電機は測定器によって、校正証明書一式を付けた構成を型番末尾で分けています。

IR4052-51やCM4141-50がその形です。

検電器の3481・3480に証明書付きの構成が用意されているかは確認できなかったので、提出書類として必要な現場では、注文前に販売店へ構成を問い合わせてください。

よくある質問

HIOKIとHiKOKIは同じ会社ですか

別会社です。

HIOKIは測定器メーカーの日置電機株式会社、HiKOKIは電動工具の工機ホールディングス(旧日立工機)のブランドです。

綴りが1字違いで検索結果にも混ざって出るため、型番の頭文字(IR・CM・PD・FT)が付いていれば日置電機の測定器だと判断できます。

日置の検電器で直流回路の充電は確認できますか

できません。

3481・3480はいずれも交流専用で、直流の充電部では反応しません。

無反応を無電圧と読み違える事故につながるため、直流側を扱うなら直流に対応した機種を別に用意してください。

3481と3480はどちらを選べばよいですか

2機種は併売されていますが、感度や使用電圧範囲といった仕様差は今回参照できた資料では確認できませんでした。

購入時は販売ページの仕様表を並べて、使用電圧範囲・報知方式・電池の種類の3項目を照合してください。

取扱いは店舗や時期によって変わります。

検電器と絶縁抵抗計はどちらを先にそろえるべきですか

作業の順序としては検電器が先です。

充電の有無を確認してからでないと絶縁抵抗の測定には入れません。

両者の役割分担は絶縁抵抗計とメガーの関係と選び方で解説しています。

テスターとの重複が気になる場合は検電器とテスターの違いのほうが判断しやすいでしょう。

検電器が反応しないときは故障ですか

断定できません。

電池切れ、持ち方による接地不良、絶縁物の上から当てている、そもそも交流専用機で直流を測っているなど、本体以外の原因が複数あります。

当てる位置と確認の手順は検電器の使い方と反応しないときの確認手順で解説しています。

まとめ

日置電機(HIOKI)の検電器は現行で3481と3480の2機種、どちらも交流専用という整理になります。

シリーズ選びで悩む構造ではなく、実際に判断が分かれるのは、交流だけで足りるか・低圧で完結するか・校正証明書が要るかの3点です。

型番の頭文字が測定器の種類を表すことを覚えておけば、IRやCMの製品を検電器と取り違えることもなくなります。

ぜひ本記事の型番の読み方と確認すべき3点を参考に、自分の作業範囲に合う構成を選んでください。

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