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シンワ測定の水平器はどれ?ブルーレベルの型番の違いと選び方

シンワ測定は水平器を自社で企画・製造している測定工具の総合メーカーです。

曲尺(さしがね)やコンベックス、レーザー墨出し器まで計測全般を扱っており、水平器はその中核カテゴリのひとつです。

ホームセンターの工具棚でも「ブルーレベル」の名前を見かける機会が多く、入手性の高さがまず強みになります。

選ぶときに迷うのは、ほぼ「ブルーレベルのどのラインか」という一点です。

標準のBasic、上位のPro2、150mmのJr.2という3階層が軸にあり、そこに勾配用・仮設工用・携帯用の特化モデルが加わります。

逆に、精密水準器のような機械据付向けの領域や、極端に磁力を売りにした機種を最優先で探している人には、他社のほうが最短になることもあります。

以下、型番の見分け方と、他社と分かれる判断点を順に整理します。

GOOD DIY編集部

測る道具の選び方の専門メディア。レーザー墨出し器・水平器・ノギスから測量機器まで、メーカー公式資料で確認した仕様と廃番型番を掲載。カタログの数値の読み方から、自分の作業に合う機種の選び方を解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

シンワ測定の水平器はどんな位置づけのメーカーか

シンワ測定株式会社は、測定工具を自社で製造している総合メーカーです。

水平器だけの専業ではなく、曲尺・コンベックス・墨つぼ・レーザー墨出し器といった「測る・墨を打つ」道具を横断的にそろえています。

レーザー分野では360°照射の「レーザーロボ X line」や上位の「LEXIA」シリーズを持っており、気泡管の水平器とレーザー機器の両方を1社で見られるのがこのメーカーの特徴です。

販売会社が別ブランドとして名前を出しているタイプではなく、シンワ測定の名前そのものがメーカー名です。そのため型番の体系も自社で一貫しており、同じ「ブルーレベル」の中でグレードと長さを選ぶ、という探し方ができます。

想定される使い手の幅も広めです。

木工や棚付けなどDIY寄りの用途から、内装・仮設・鉄骨まわりまで、価格帯とモデルを変えることで対応する構成になっています。

特定の職種に極端に振ったブランドではなく、「現場で普通に使う水平器を、必要な長さで選べる」という総合メーカーらしい立ち位置です。

水平器そのものの選び方を先に押さえたい場合は、水平器と水準器の違いと選び方の基本を確認してから型番に進むと迷いが減ります。

シンワの水平器の現行ラインナップと型番の見分け方

公開されている商品一覧から確認できる主なシリーズは次のとおりです。

型番は5桁の数字で、記号でグレードを表す方式ではありません。

つまり「型番を見ただけでグレードが分かる」体系ではなく、シリーズ名(ブルーレベル Basic/Pro2 など)とセットで覚えるのが正解です。

シリーズ確認できる型番位置づけ
ブルーレベル Basic73450/73490(マグネット付)標準ライン
ブルーレベル Pro273380(マグネット付)/75317(デジタル450mm・防塵防水)上位ライン
ブルーレベル Jr.273361/73391(マグネット付・150mm)小型
ブルーレベル 勾配用一管式76358勾配専用
ハンディレベル76342(Light 100mm)/76228(コンパクト75mm・マグネット付)携帯型
ミニレベルRevo クリアキューブ76387極小
仮設工レベル STRONG-MAG73484(150mm)仮設・鉄骨向け
丸型気泡管 φ11補修・組込用の部品

見分け方の実務的なコツは3つあります。

1つ目は、同じシリーズで型番が2つ並んでいる場合、多くはマグネットの有無で分かれている点です。

上の表でもBasicとJr.2はマグネット付きの型番が別に用意されています。

2つ目は、シリーズ名に「Jr.」「ハンディ」「ミニ」と付くものは長さが短い携帯向けだという点です。

3つ目は、デジタル表示のモデルはPro2の中に含まれている点で、気泡管とデジタルを別ブランドに分けてはいません。

なお、ここに挙げた型番は商品一覧から採取したものです。精度の数値や気泡管の本数といった個別仕様は型番ごとに異なるため、購入前に公式の製品ページで実際の仕様表を確認してください。

ブルーレベルのBasic・Pro2・Jr.2はどう使い分けるか

この3つは上下関係ではなく、役割が違います。

Basicは日常的な水平出しの標準機で、棚付け・建具・下地の確認といった一般作業をカバーする位置づけです。

まず1本目を買うならここが基準になります。

Pro2は上位ラインで、デジタル450mmや防塵防水といった仕様がこの階層に入ります。

角度を数値で読みたい作業、あるいは粉じんや水濡れが避けられない環境で使うなら、Pro2まで上げる意味があります。

逆に、水平か垂直かを見るだけならデジタルは必須ではありません。

気泡管は電池切れがなく、当てた瞬間に読めるという明確な利点があります。

Jr.2は150mmの小型で、片手で扱える寸法です。

コンセントやスイッチボックス、狭い箱の中、配線まわりのように長い水平器が物理的に入らない場所で効きます。

ここで重要なのは、短い水平器は測る面の一部しか見ていないという点です。

測りたい面より大きく短い水平器を当てると、面の途中の凹凸を拾って実際より傾いて見えます。

床や長い建具を見るなら長いモデル、狭所ならJr.2、と割り切って複数持つのが現実的です。

勾配用・仮設工・ミニレベルという特化モデルの狙い

シンワ測定のラインナップで見落としやすいのが、汎用モデルの脇にある特化型です。用途が合えば、これが最短の答えになります。

勾配用一管式(76358)は、勾配を出すための専用機です。

配管や排水は水平ではなく、意図的に傾斜を付けます。

1/100勾配なら1mで10mm、1/1000なら1mで1mmの高低差です。

汎用の水平器で勾配を出そうとすると計算と当て直しが増えるため、勾配を日常的に扱う設備・配管作業では専用の気泡管を持つモデルが効率的です。

仮設工レベル STRONG-MAG(73484)は、名前どおり磁力を前面に出した150mmモデルです。

仮設や鉄骨まわりでは、鉄骨・単管・金属下地に貼り付けて両手を空けられることが作業速度に直結します。

ただしマグネット付きは金属粉を吸うため、当たり面に付いた鉄粉がそのまま測定誤差になります。

使う前に測定面を拭う習慣は必須です。

磁力そのものを最優先で比較したい場合は、新潟精機SKの超磁力レベルの実力も併せて見ると判断材料が増えます。

ミニレベルRevo クリアキューブ(76387)とハンディレベル(76342/76228)は、常時携帯を前提にした極小・小型機です。

腰道具に常駐させて「気になったときにすぐ当てる」使い方に向きます。

精度の高い測定を任せる道具ではなく、当たりを付けるための1本として持つと役割がはっきりします。

他社と比べてシンワを選ぶ理由・選ばない理由

選ぶ理由の1つ目は、ラインナップの網羅性と入手性です。

標準・上位・小型・勾配・仮設・携帯までが1ブランド内で完結しており、使い慣れた読み取り方のまま長さや用途を増やせます。

ホームセンターや通販での取り扱いも広く、現場で壊れたときに代替をすぐ手配しやすいのは実務上の利点です。

2つ目は、測定工具全般を同じメーカーでそろえられる点です。

曲尺・コンベックス・墨つぼ、さらにレーザー墨出し器まで同社が扱っています。

気泡管の水平器から一歩進んでライン照射で基準を出したい段階になっても、同じメーカー内で移行できます。

レーザー側の選び方はレーザー墨出し器の6つの選定軸にまとめてあります。

3つ目は、マグネットの有無を型番で選べる構成です。同じシリーズでマグネット付きが別型番で用意されているため、木部中心で磁石が不要な人が無駄なコストを払わずに済みます。

一方で選ばない理由もあります。

まず、職種に極端に振り切ったモデルを探している場合です。

鳶職向けに形状ごと最適化された水平器や、電工作業に特化した薄型・短尺の定番機は他社に強いものがあります。

鳶職に選ばれるエビスのトビレベルマーベルの電工レベルは、その用途では第一候補になり得ます。

次に、機械据付に使う精密水準器の領域です。

mm/m単位よりさらに細かい据付精度を求める用途は、水平器カテゴリとは要求が別で、専門メーカーの平形・角形水準器を見るべき領域です。

またブランドの成り立ちや老舗としての設計思想を重視するなら、国産最古のメーカーであるKOD(アカツキ製作所)や、セフ対応で腰道具と連携するタジマのほうが条件に合うこともあります。

シンワ測定の水平器を選ぶべき人の条件

次の条件に当てはまるなら、シンワ測定で選んで外れにくいと言えます。

1つ目は、水平器を複数本そろえたい人です。

300mm前後の標準機と150mmの小型を同じ読み取り感覚で使えるのは、シリーズが階層化されているブランドの強みです。

2つ目は、これから1本目を買う人です。

標準ラインのBasicから入り、必要になった段階でPro2や特化モデルを足す流れが組めます。

3つ目は、勾配や仮設のように用途がはっきりしている人です。

専用モデルが存在するので、汎用機で無理をする必要がありません。

逆に他社を見たほうがよいのは、まず職種特化の定番機が明確に存在する職種の人です。

鳶・電工のように「その職種では事実上これ」という機種がある場合、それを使うのが最短です。

次に、角度の数値を主目的にする人で、傾斜計としての機能を最重視するなら測定機器としてのデジタル製品も比較対象に入ります。

最後に、極端な磁力や特殊形状を要求する用途の人です。

クロキン(フジ矢のブランド)の水平器のように、形状や質感で選ばれる製品もあります。

よくある質問

シンワ測定の水平器の精度はどれくらいですか

水平器の精度はmm/m(1mあたりの許容誤差)で表記され、0.5mm/mや1.0mm/mといった値が一般的です。

1.0mm/mは角度換算で約0.0573°にあたります。

シンワ測定の各型番の具体的な数値は公式の製品仕様で確認してください。

なお、カタログ精度は出荷時の値です。

落下や温度変化で狂うため、定期的に自分で確認する習慣が実務では重要になります。

確認方法は、平らな面に置いて気泡位置を読み、本体を180°反転して同じ位置に置き直し、気泡が同じ位置に来るかを見るのが基本です。

ブルーレベルはBasicとPro2でどちらを買うべきですか

屋内の一般作業が中心で、水平・垂直を見るだけならBasicで足ります。

角度を数値で読みたい、あるいは粉じんや水濡れの環境で使うならPro2の該当モデルを検討してください。

デジタルは上位という位置づけですが、電池が必要になるという運用面の違いがあります。

気泡管は電源不要で、当てた瞬間に読めます。

マグネット付きと無しはどちらを選べばよいですか

当てる相手が鉄骨・単管・金属下地なら、マグネット付きが作業速度で有利です。

両手が空くため、押さえながらのマーキングが楽になります。

木部や石膏ボード中心ならマグネットは不要です。

ただしマグネット付きは金属粉を吸い寄せるため、測定面に付いた鉄粉がそのまま誤差になります。

使用前に測定面を拭くことを前提にしてください。

壊れたときの修理はどこに連絡すればよいですか

シンワ測定はシンワサービスセンター(0120-305143)を修理窓口として案内しており、問い合わせ用のメールフォームも用意されています。

ただし修理費用の目安や、購入店を経由する必要があるかどうかは公開情報に記載がありません。

費用は症状によって変わるため、見積を取るまで確定しないと考えてください。

気泡管は割れると精度が戻らない部品なので、破損した場合は買い替えとの比較になります。

廃番になった型番はありますか

今回確認した公開情報の範囲では、水平器で廃番として明示されている型番は見つかりませんでした。

ただし旧世代の型番が流通在庫として残っていることはあります。

「Jr.2」「Pro2」のように末尾に世代を示す数字が付くシリーズは、それ以前の版が存在した可能性があります。

購入時は現行の商品ページに掲載されている型番かどうかを確認してください。

まとめ

シンワ測定は水平器を自社製造する測定工具の総合メーカーで、水平器では「ブルーレベル」が中核です。

標準のBasic、上位のPro2、150mmのJr.2という3階層に、勾配用一管式、仮設工レベル STRONG-MAG、ハンディレベル、ミニレベルRevoといった特化モデルが加わる構成です。

型番はグレードを記号で表す方式ではないため、シリーズ名と長さ、マグネットの有無で絞り込むのが確実です。

選ぶ順番は、測る面の長さで長さを決め、当てる相手が金属かでマグネットを決め、角度の数値が必要かでデジタルかを決める、という流れです。

勾配や仮設のように用途が明確なら専用モデルが最短になります。

一方で、鳶や電工のように職種特化の定番機がある領域、あるいは機械据付向けの精密水準器が必要な領域では、他社を第一候補にしたほうが早い場合があります。

個別型番の精度や気泡管仕様は公式の仕様表で確認してから購入してください。

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