シンワ測定のノギスはどれ?デジタルとアナログの選び方
シンワ測定の名前でノギスを探すとき、先に決まるのは測定範囲でも最小読取値でもなく、そのブランドでノギスの型番が特定できるかどうかです。
今回確認できたシンワ測定の製品カテゴリで型番まで追えたのは、レーザーロボ X lineやレーザーロボ LEXIA 21といった墨出し器と、ブルーレベル Pro2やミニレベルRevoといった水平器でした。
ノギスの型番一覧については、公式の製品ページで照合できませんでした。
社名のとおり測定工具の総合メーカーではありますが、ブランドを先に固定して探すと、型番にたどり着く前に手が止まります。本記事では、シンワ測定で型番まで確認できた製品の範囲・水平器シリーズから読める製品の枝分かれ・ノギスを最小読取値と測定範囲から絞る手順を解説します。

GOOD DIY編集部
測る道具の選び方の専門メディア。レーザー墨出し器・水平器・ノギスから測量機器まで、メーカー公式資料で確認した仕様と廃番型番を掲載。カタログの数値の読み方から、自分の作業に合う機種の選び方を解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
シンワ測定のノギスは公式の製品一覧では照合できなかった
今回の確認範囲で型番まで追えたのは、レーザー墨出し器と水平器の2カテゴリです。
墨出し器ではレーザーロボ X line レッド フルライン・地墨(71607)やレーザーロボ LEXIA 21 グリーン(70841)、水平器ではブルーレベル Basic(73450)や仮設工レベル STRONG-MAG 150mm(73484)といった型番が確認できました。
一方、ノギスについては公式の製品カテゴリで型番一覧を見つけられませんでした。
通販サイトの検索結果に「シンワ ノギス」で商品が並ぶことはありますが、型番ごとに公式の仕様と突き合わせないと、測定範囲も最小読取値も確定しません。取扱いは店舗や時期で変わるため、在庫の有無から判断するのも避けたほうが無難です。
ブランドを固定しない前提で探すなら、ノギスを主力に据えているメーカーから見たほうが型番を特定しやすくなります。
たとえば新潟精機のSKブランドは、測定範囲ごとの型番が整理されています。
新潟精機のノギスの型番と測定範囲の見方で解説しています。
シンワ測定の水平器シリーズに見える製品の枝分かれ
シンワ測定がどういう作り方をするメーカーなのかは、水平器のシリーズ展開に表れています。長さと用途ごとに型番が細かく分かれていて、同じシリーズの中にマグネット付きと無しが別型番で用意されています。
用途別に分かれた水平器のシリーズ
| シリーズ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ブルーレベル Basic(73450/73490マグネット付) | 標準ライン。マグネットの有無が別型番 | 最初の1本を決めたい人 |
| ブルーレベル Pro2(73380マグネット付/75317デジタル450mm 防塵防水) | 上位ライン。デジタル表示や防塵防水の型番を含む | 角度を数値で読みたい人 |
| ブルーレベル Jr.2(73361/73391マグネット付・150mm) | 小型 | スイッチボックスなど狭い面を見る人 |
| ブルーレベル 勾配用一管式(76358) | 勾配専用の気泡管 | 配管の勾配を付ける人 |
| ハンディレベル Light 100mm(76342)/コンパクト75mm マグネット付(76228) | 携帯型 | 腰道具に常駐させたい人 |
| ミニレベルRevo クリアキューブ(76387) | 極小サイズ | 持ち歩きを最優先する人 |
| 仮設工レベル STRONG-MAG 150mm(73484) | 仮設・鉄骨向けの強力マグネット | 鉄骨に貼り付けて両手を空けたい人 |
このシリーズ名と型番は商品一覧から採取したもので、公式の型番一覧では未照合のため、個別型番の精度や寸法までは断定できません。
墨出し器側の仕様から読める方針
墨出し器のレーザーロボ X line-Eは、単3アルカリ乾電池4本とACアダプターの両方に対応し、自動補正は±4°、防塵防水はIP54です。
電源を切ってもライン構成を保持するラインメモリ機能と、3段階の明るさ調整も備えます。
乾電池で回すかコンセントで回すかを現場ごとに選べる作りで、特殊な専用電池に縛らない方向に寄せています。
ノギスはブランドより先に最小読取値と測定範囲で絞る
どのメーカーで買うかより先に決まるのは、何mmまで読めれば足りるかです。
目盛式のノギスはバーニヤ目盛で0.05mm単位を読み取る構造で、この刻みで足りる作業なら、デジタル表示を足す理由はほとんどありません。
原理の部分はバーニヤ目盛で0.05mmを読める理由で解説しています。
次に測定範囲です。
手に取りやすいのは150mmですが、測る対象が木工の板厚やボルトの径に限られるなら150mmで収まり、サッシや配管の外径まで入ると200mm以上が必要になります。
どこで線を引くかは150mmで足りる条件に整理されています。
範囲と読取値が決まってはじめて、残る変数はブランドと予算だけになります。
当て方そのものに不安があるなら、仕様を比べる前に測り方を確認したほうが早く、外径・内径・深さ・段差の当て方はノギスの使い方の手順で解説しています。4つの軸でまとめて比較したい場合はノギスの選び方が入口になります。
0.01mm以下が要るならマイクロメーターに移る
ノギスで読めるのは0.05mm刻みまでで、それより細かい寸法を管理するなら測定器そのものを替えます。0.001mm単位が要る軸径や板厚の管理はマイクロメーターの選び方、基準面からの高さをけがく作業はハイトゲージの選び方の範囲です。
逆に、0.1mm単位で足りる作業にマイクロメーターを買うと、測定範囲が狭いぶん測れない対象が増えます。
25mmごとに別の本体が要る構造なので、1本で広い範囲をカバーしたいならノギスのほうが扱いやすくなります。
どちらが上位ということではなく、管理したい公差で分かれます。
修理と校正の窓口はサービスセンターへ直通
シンワ測定の修理は、シンワサービスセンター(0120-305143)に直接連絡する形が案内されています。
問い合わせ用のメールフォームも用意されていますが、修理費用の目安や、購入店を経由する必要があるかどうかは公開情報に記載がありませんでした。
金額が確定するのは見積を取ってからです。
測定器の修理で負担額を左右するのは、金額表ではなく保証の条件のほうです。
落下・水濡れ・分解した痕がある場合は、保証期間内でも有償扱いになるのが一般的で、購入を証明できる書類が無いと期間内かどうかの判定もできません。
レシートや納品書は本体と一緒に保管してください。
ノギスを落としたあとは、ジョウ(外側測定面)を閉じてゼロ点を確認します。
目盛がずれていれば精度は戻っていません。
保管のしかたで狂う量も変わるので、収納の考え方はノギスのケースとホルダーで解説しています。
よくある質問
シンワ測定のノギスの型番を知りたいのですが
公式の製品カテゴリでは型番一覧を照合できませんでした。購入を検討する場合は、販売ページの型番をメーカーの製品情報と突き合わせて、測定範囲と最小読取値を確認してから決めてください。
シンワ測定と新潟精機は同じ会社ですか
別の会社です。シンワ測定株式会社は水平器・曲尺(かねじゃく)・コンベックスなど計測全般を手がける製造メーカーで、新潟精機はSKブランドで測定工具を展開しています。
シンワ測定で揃えられる測定工具は何ですか
今回型番まで確認できたのは、レーザーロボ X lineとLEXIAの墨出し器、ブルーレベルを中心とした水平器です。水平を見る道具と墨を出す道具は、シリーズが長さ・用途ごとに分かれています。
デジタル表示の製品も作っていますか
水平器では、ブルーレベル Pro2に防塵防水のデジタル450mm(75317)が確認できました。ノギスでのデジタル表示の有無は、今回の確認範囲では分かりませんでした。
買ったノギスの精度はどう確かめますか
ジョウを静かに閉じて、本尺とバーニヤ目盛のゼロが合うかを見ます。
合っていなければ、その分だけ全ての測定値がずれます。
カタログ上の精度は出荷時の値なので、落下や温度変化のあとは自分で確認してください。
まとめ
シンワ測定で型番まで追えたのは墨出し器と水平器で、ノギスについては公式の製品一覧で照合できませんでした。
ブランドを先に決めるより、0.05mmで足りるかどうかと測定範囲を先に固めたほうが、候補は早く絞れます。
ぜひ本記事の最小読取値と測定範囲の決め方を参考に、測る対象からノギスを選んでください。



