シンワ測定のレーザー墨出し器はどれ?レーザーロボの型番の違い
売り場にレーザーロボの箱が並んでいて、X lineとLEXIAのどちらを取るかで手が止まる。
名前は違うのに、外観も照射パターンの図もよく似ています。
シンワ測定のレーザー墨出し器はこの「レーザーロボ」がひとつの系統で、標準がX line、上位がLEXIAという並びです。
X lineの作りで目立つのはコーンミラー。
単一の光源から360°へ光を振り分ける方式で、回転ベースは着脱でき、外せば低い位置の地墨にも合わせられます。
自動補正は±4°、防塵防水はIP54。
本ページでは、コーンミラーとラインメモリという2つの作りが現場で何に効くのか・X lineとLEXIAの選び分け・電源と精度表記の確認どころ・修理窓口の連絡先まで、まとめて紹介します。

GOOD DIY編集部
測る道具の選び方の専門メディア。レーザー墨出し器・水平器・ノギスから測量機器まで、メーカー公式資料で確認した仕様と廃番型番を掲載。カタログの数値の読み方から、自分の作業に合う機種の選び方を解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
シンワのレーザー墨出し器を支えるコーンミラーとラインメモリ
X lineの照射方式はコーンミラーです。
円錐形の鏡に光を当てて、単一の光源から360°へ振り分ける。
光源を増やさずに全周を出す作りなので、部屋を一周する基準を一度に取れます。
回転ベースは着脱式。
外せば本体を床面に近づけられるので、低い位置の墨出しで台を探す手間が減ります。
もう一つがラインメモリ機能。
電源を切ってもライン構成を保持するため、次に入れたときは前と同じ組み合わせで立ち上がります。
1日に何度もオンオフする現場ほど、この差は積み上がる。
明るさは3段階の調整付きで、暗い室内では絞り、明るい場所では上げるという使い分けができます。
公表されている仕様では、自動補正が±4°、防塵防水がIP54。
IP54は、粉じんが入っても動作に支障がなく、あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がない等級です。
解体混じりの屋内や、多少の水気がある場所で扱う前提の表記と読めます。
修理はシンワサービスセンター(0120-305143)が窓口で、問い合わせフォームも用意されています。
費用や購入店経由の要否については、公開情報を確認できませんでした。
X lineとLEXIA、シンワの2シリーズはどこが違うか
レーザーロボの系統は、標準のX lineと上位のLEXIAに分かれます。
ただしシリーズ名だけでライン本数や色が決まるわけではありません。
同じX lineでも、レッドのフルライン・地墨(71607)とグリーンのX line-Eでは、色も電源も別。
見るべきはシリーズ名ではなく、個々の品名と仕様表のほうです。
| シリーズ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| レーザーロボ X line | コーンミラーで360°照射。回転ベースが着脱でき低い位置に対応。レッドのフルライン・地墨(71607)などがある | 屋内で全周の基準線を一度に回したい人 |
| レーザーロボ X line-E グリーン | 単3アルカリ乾電池4本、またはACアダプターの2通りで動く | 据え置いて長く点灯させる作業がある人 |
| レーザーロボ LEXIA | 上位シリーズ。グリーンのLEXIA 21(70841)がある | 仕様を優先して機種を絞りたい人 |
LEXIAが上位という位置づけまでは確認できましたが、X lineとの仕様差を項目ごとに並べた公開データは確認できませんでした。
グリーンで探すなら、X line-E グリーンとLEXIA 21 グリーンが候補として並びます。
どちらも取扱いは販売店や時期で変わります。
屋内だけならレッドで足りる、明るい場所ならグリーン
内装や棚付けなど、屋内で完結する作業
照明だけの室内なら、レッドで読めます。
71607は品名に「フルライン・地墨」と入っているとおり、床の基準点と壁の通りが同時に出る構成。
棚付け、配線、間仕切りの割付けはこの範囲で回せることが多い作業です。
窓から光が入る室内や、距離が伸びる現場
人の目は緑色をいちばん明るく感じます。
感度のピークは555nm付近で、赤色域の650nm前後では大きく下がる。
だから同じ出力ならグリーンのほうが読みやすい。
そのぶん価格帯は上がります。
緑と青の中間にあたるブルーグリーンとの違いまで比べたいなら、ZERO BLUEとZERO Gの違いで色の話を扱っています。
屋外で使う予定があるとき
屋外の明るさではラインが目視できません。
受光器に対応した機種かどうかを先に確かめてください。
受光器は別売のことが多く、同一メーカーの対応機種の組み合わせでないと使えません。
ここで迷うなら、選び方の6つの軸で示した「どこで使うか」から順に絞るほうが早い。
レーザー墨出し器を買う前に確認する4か所
商品ページで見るのは4か所です。
- ライン構成と地墨の有無。71607のように品名へ「フルライン・地墨」と書かれる機種は、そこで判断できる
- ラインの色。グリーンかレッドかは品名に入っていることが多い
- 電源。X line-Eは単3アルカリ4本またはACアダプターの2通り。機種ごとに違うので、現場の運用と突き合わせる
- 精度表記と自動補正範囲。±4°は「傾けても補正が効く範囲」であって、精度そのものではない
精度について一点。
よく見る±1mm/7mという表記は、7m離れた位置でのずれが最大1mmという意味で、これは出荷時の値です。
落としたあとに補正が効いているように見えても、精度が元のままとは限りません。
据えたら、既知の直線と突き合わせて自分で確かめてください。
三脚に載せる場合は、脚を踏んで据わりを確認してから本体を取り付けること。
よくある質問
シンワのレーザー墨出し器で、今買えるのはどのシリーズですか
レーザーロボのX lineとLEXIAです。
現行として確認できたのは、レーザーロボ X line-E グリーン、レーザーロボ LEXIA 21 グリーン(70841)、レーザーロボ X line レッド フルライン・地墨(71607)。
ただし販売店の在庫は時期で変わるため、購入前に取扱いを確認してください。
電動工具のバッテリーは使えますか
X line-Eの電源は単3アルカリ乾電池4本またはACアダプターです。
工具バッテリーを共用できるという記載は確認できませんでした。
工具バッテリー共用は墨出し器全体でも例外的な仕様で、メーカーが同じというだけでは成立しません。
故障したときはどこへ連絡しますか
シンワサービスセンター(0120-305143)が窓口で、問い合わせメールフォームもあります。
修理費用は症状と機種で変わり、見積を取るまで確定しません。
落下や水濡れの跡がある場合、有償扱いになるのが一般的です。
水平器のブルーレベルと同じメーカーですか
同じシンワ測定です。
水平器・曲尺・コンベックスまで扱う総合メーカーで、水平器側にはブルーレベル Basicやブルーレベル Pro2などのシリーズがあります。
気泡管タイプの選び方は水準器との違いと選び方の5つの軸で扱っています。
まとめ
シンワのレーザー墨出し器はレーザーロボの一系統で、標準のX lineと上位のLEXIAという並び。
ただし色も電源も機種ごとに違うので、シリーズ名ではなく品名と仕様表で決めるほうが確実です。
屋内だけならレッドのフルライン・地墨で足りることが多く、明るい場所や距離が伸びる現場ではグリーンが候補になります。
据えたあとに自分で精度を確かめる手順を持っておくと、カタログ値との差に振り回されずに済みます。



