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タジマのレーザー墨出し器はどれ?ZERO BLUEとZERO Gの違い

タジマのレーザー墨出し器を「ゼロシリーズ」という名前で探しても、その呼び方のシリーズにはたどり着けません。

現行の主力はZERO BLUE(ゼロブルー)で、前身の正式名はZERO Gです。

名前が変わったぶん、通販サイトには旧シリーズの情報と現行機の情報が混ざって並びます。

そのうえで迷うのが3機種の違いで、乾電池専用のZEROB-TYZ、ジンバルのZEROBL-KJY、そしてZERO BLUEセンサーリチウム-KJCが並びます。分かれ目はライン数よりも先に、ジンバルの作りと電源にあります。

本記事では、ブルーグリーンラインの見え方・3機種の分かれ方・製品登録を済ませないと有償になる保証の条件を解説します。

GOOD DIY編集部

測る道具の選び方の専門メディア。レーザー墨出し器・水平器・ノギスから測量機器まで、メーカー公式資料で確認した仕様と廃番型番を掲載。カタログの数値の読み方から、自分の作業に合う機種の選び方を解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

タジマのレーザー墨出し器が選ばれているのはブルーグリーンの見やすさ

ZERO BLUEが採用しているのは、緑と青の中間にあたるブルーグリーンのラインです。

人の目は明るい場所では555nm付近の緑色域をいちばん明るく感じ、650nm前後の赤色域では感度が大きく下がります。

レッド機とグリーン機で同じ出力でも見え方が違うのは、この感度差によるものです。

タジマはブルーグリーンについて、ギラつきを抑えたとしています。

カタログに出てくる「鮮視度300」は、タジマが自社製品の見やすさを表すために使っている独自の指標です。

業界共通の規格ではないので、他社のグリーン機と数字どうしを引き算して比べられる値ではありません。

他社比較の材料ではなく、タジマの機種間で見え方のグレードを示す目印として読むのが実態に近いです。

ただし色の違いが作業に響くのは、明るい屋内や窓際、そして屋外です。

照明を落とした室内で数メートルの範囲に墨を打つだけなら、レッド機でもラインは十分に読めます。

色で価格が上がるぶんを回収できるかは現場の明るさ次第なので、色から先に決めないでください。

色を含めた選び方の全体像はレーザー墨出し器の選び方の6つの軸で解説しています。

ZERO BLUEの3機種はジンバルの形と電源で分かれる

タジマが公開している現行のZERO BLUEは、ZEROB-TYZ、ZEROBL-KJY、ZERO BLUEセンサーリチウム-KJCの3つです。シリーズ全体の特徴として、360°回転微調整機能付きのジンバル式であることと、電源がリチウムイオンバッテリーと乾電池の2タイプ用意されていることが挙げられています。

機種名称からわかる作り向いている人
ZEROB-TYZZERO BLUE ジンバルTYZ 乾電池専用電池を現場で買い足して回したい人
ZEROBL-KJYZERO BLUE ジンバルKJYジンバル式の調整しやすさを優先する人
ZERO BLUEセンサーリチウム-KJCセンサーとリチウムイオン電源一日点けたまま使う時間が長い人

注意したいのは、各機種のライン構成・精度・受光器対応までは製品名から読み取れないという点です。

ZERO BLUEセンサーリチウム-KJCの名称にある「センサー」が何を指すかも、公開情報では確認できませんでした。

型番の末尾記号とライン本数の対応は商品ページの仕様欄に書かれているので、候補を2つに絞ってから仕様欄だけを見比べてください。

ジンバル式は狂ったときに調整できる作り

ジンバル式は、振り子が自重で水平を出し、磁気制動で振れを止める方式です。

構造が単純で、傾きセンサーとモーターで整準する電子整準式とは直し方が変わります。

自動補正の範囲は±3°〜±5°の製品が多く、これを超えて傾けると警告が出ます。

補正範囲は精度そのものではないので、カタログでは別の行に書かれている水平・鉛直の精度を見てください。

用途別に見るZERO BLUEの選び分け

屋内の内装・棚付けが中心なら乾電池式で回る

屋内の使用範囲は10m前後と表記される製品が多く、内装や造作で使うぶんには乾電池専用のZEROB-TYZで足ります。

乾電池式はコンビニでも補充できるので、充電器を現場に持ち込まない運用に向きます。

反対に、長期間使わない時期がある人は液漏れを避けるため電池を抜いて保管してください。

なお、コンセント位置の水平や短い棚板の調整だけなら、墨出し器を据えるより水平器の選び方で扱っている300mm前後の製品を当てたほうが早く済みます。

屋外や明るい現場は受光器の対応から確認する

屋外の明るさではブルーグリーンでもラインは目視できなくなるので、受光器に対応しているかを先に見てください。

受光器を使うと到達距離の表記が屋内の2倍前後に伸びる製品が多く、屋外モードを持つ機種はラインを点滅・高出力に切り替えて検出しやすくします。

受光器は別売のことが多く、同じメーカーでも対応機種の組み合わせが決まっています。

本体と受光器は同時に候補を組んでおくと、買い足しで型番が合わない事態を避けられます。

用途別の絞り込みはライン数と色で選ぶ基準で解説しています。

点けている時間が長いならリチウムイオン電源

朝から夕方までラインを出しっぱなしにする使い方だと、乾電池式は交換回数が増えます。

ZERO BLUEセンサーリチウム-KJCのようにリチウムイオンバッテリーを使う機種なら、充電で一日を回しやすくなります。

ただしバッテリーは機種ごとに互換が違うため、他メーカーの電動工具用バッテリーは使えません。

「ゼロシリーズ」で探してもタジマの現行機は出てこない

タジマの墨出し器は「ZERO」で始まる名称が長く続いているため、通称として「ゼロシリーズ」と呼ばれることがあります。

ただしタジマが使っている正式名は、現行がZERO BLUE、前身がZERO Gです。

通称で検索すると、現行機と前身の情報が区別されないまま並びます。

中古やネット通販で古い型番を見つけたときは、それがZERO Gの頃のものか現行のZERO BLUEかを確かめてください。

ブルーグリーンのラインはZERO BLUEで採用されているもので、前身の型番に同じ見え方を期待すると違う製品が届きます。

型番の頭がZEROB/ZEROBLで始まるものが現行の表記にあたるので、商品名の先頭だけでも照合しておくと取り違えを減らせます。

取扱いのある型番は店舗や時期で変わるので、在庫は販売店に確認してください。

タジマの墨出し器は製品登録を済ませたかで保証が変わる

登録しないと保証期間内でも有償になる

タジマのレーザー墨出し器には1年間の修理保証があり、無償修理で送料もかかりません。

ただしこの無償対応にはタジマへの製品登録の完了が条件になっていて、登録がない場合は有償対応です。

購入したら箱を開けた日のうちに登録を済ませ、領収書も保管してください。

修理代の金額はメーカー・機種・症状で変わり、見積を取るまで確定しません。

負担額を左右するのは相場表ではなく、この登録を済ませたかどうかです。

落としたとき・盗まれたときの扱い

落下のように使用者に過失がある場合は、部品代のみの負担になります。

さらにタジマは1年間の盗難・火災補償を付けていて、免責金額5,000円の自己負担で再購入できる仕組みです。

この補償はレーザー墨出し器の全機種が対象とされています。

なお、落下後のラインは見た目で狂いが分からないことがあるので、既知の直角や基準線に当てて自分で確認してから現場に持ち込んでください。

カタログの精度はあくまで出荷時の値です。

よくある質問

ブルーグリーンはグリーンと何が違いますか

ブルーグリーンは緑と青の中間の波長域を使ったラインで、タジマはギラつきを抑えたとしています。

見え方の感じ方には個人差があり、共通規格で測った比較値は公開されていません。

暗い室内だけで使うならレッド機でも読めるので、明るい場所で使う頻度から判断してください。

屋外の外構工事でも使えますか

受光器に対応した機種と受光器をセットで用意すれば使えます。

受光器なしの目視では、晴天下でラインはほぼ見えません。

購入前に、その型番に対応する受光器が用意されているかを仕様欄で確かめてください。

鮮視度300とは他社の何と比べた数字ですか

鮮視度はタジマが自社製品の見やすさを表すために使っている独自の指標で、業界共通の規格ではありません。他社のグリーン機の明るさ表記と直接比べられる数値ではないため、タジマの機種どうしを見比べるときの目印として読んでください。

水平精度はどの機種も同じですか

機種ごとに違います。

この種のライン照射機は水平・鉛直とも±1mm/7m、地墨ポイントは±0.5mm/1.5mといった表記が多く見られますが、タジマの各機種の値は商品ページの仕様欄で確認してください。

±1mm/7mは7m離れた位置でのずれが最大1mmという意味で、距離が伸びればずれも比例して大きくなります。

三脚に載せるときに気をつけることはありますか

脚を広げたあと、本体を載せる前に三脚の据わりを足で確かめてください。

土間や屋外の土の上では脚が沈んで、照射中に基準がずれます。

雲台のネジ径が本体側と合うかも、買う前に確認しておくと現場で止まらずに済みます。

まとめ

タジマのレーザー墨出し器は、現行がZERO BLUE、前身がZERO Gという名前の並びになっていて、通称の「ゼロシリーズ」では現行機にたどり着けません。機種を絞るときは、乾電池専用のZEROB-TYZか、リチウムイオン電源のZERO BLUEセンサーリチウム-KJCかという電源の違いから入り、そのあとでライン構成と受光器対応を仕様欄で照合すると迷いが減ります。

そして買ったあとに差が出るのが、1年保証を無償で使えるかどうかを決める製品登録です。ぜひ本記事の選び分けと保証の条件を参考に、使う現場の明るさと稼働時間に合う一台を選んでください。

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