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アカツキ製作所KODの水平器|国産最古のメーカーの実力とは

売り場で「KOD」と刻まれた水平器を手に取ると、箱には株式会社アカツキ製作所と書かれている。

この2つは別会社ではありません。

KODはアカツキ製作所のブランド名で、同社は大正8年に国産初の水平器を世に出したメーカーです。

ただ、現行品は丸型アイベル・アルミレベル・I型レベル・マルチパイプレベルと系統が分かれていて、名前を見ただけでは自分の作業に合うかが読めません。

本ページでは、KODというブランドの位置づけ・形状ごとの向き先・R-15とRM-10のような型番の見分け方まで、まとめて紹介します。

GOOD DIY編集部

測る道具の選び方の専門メディア。レーザー墨出し器・水平器・ノギスから測量機器まで、メーカー公式資料で確認した仕様と廃番型番を掲載。カタログの数値の読み方から、自分の作業に合う機種の選び方を解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

アカツキ製作所は国産水平器の出発点にいる専業メーカー

株式会社アカツキ製作所は、大正8年(1919年)4月に創業者の小寺傳次郎が大阪市港区市岡で創業した会社です。

同社は、わが国初の国産水平器を製造したメーカーとして自社を紹介しています。

現在の本社は京都府綾部市、開発事務所は愛知県刈谷市。

水平器と測定器の専業で、いわゆる総合工具メーカーではありません。

この「専業」という性格が、ラインナップの形に出ています。

丸型・I型・パイプ用・設備用と、ボディ形状ごとに別シリーズを立てている。

長さや価格帯で段階を作るより、当てる相手の形で分けている作りです。

鉄製水平器の品種が多い点も同社が挙げている特徴で、国内製造を続けています。

なお、同名のゲーム会社とは関係がありません。

検索で混ざりやすいところ。

読みは「アカツキせいさくしょ」で、製品側の刻印はKODになります。

KODの現行ラインは長さではなく形で分かれている

公開されている現行モデルを、形状の系統でまとめます。同じブランドの中で役割が重なっていないので、迷ったら測る相手を先に決めるのが早い。

シリーズ/型番形状の特徴向いている人
丸型アイベル水平器 R-15/R-25円形の気泡で全方向の傾きを一度に読む機器や三脚など、面で水平を出したい人
丸型アイベルマグネット付 RM-10/RM-25丸型に背面マグネットを追加鉄骨・機械の天板など金属面に置いたまま作業する人
アルミレベルアルミボディの標準的な棒状タイプ建具・棚など一般的な面を測る人
I型レベルI型断面のボディ持ち運びと当てやすさを優先する人
マルチパイプレベルパイプへの使用を前提にした形状配管まわりを測る人
PQ-100M設備用のコンパクトレベル分電盤内など狭い場所で使う人

このほかにPTH-50という型番も流通していますが、どういう位置づけの製品かまでは確認できませんでした。

棒状タイプの長さ展開についても、100mmから1000mmまでの各サイズが揃うかは公開情報からは読み取れません。

長さは商品ページの寸法欄で必ず実数を見てください。

用途別|どのKODが噛み合うか

機械や三脚を据える

丸型アイベルのR-15かR-25。

円形の気泡管は前後左右の傾きを同時に示すので、棒状の水平器のように向きを変えて二度測る必要がありません。

据付面に置いて、気泡が円の中心に入るまで脚を調整する。

この使い方だと棒状より速いです。

金属面に貼り付けて両手を空けたい

マグネット付きのRM-10とRM-25が該当します。

鉄骨や機械の側面に付けたまま、こちらは調整に集中できる。

ただしマグネット付きは鉄粉を吸います。

当たり面に付いた粉が浮きを作るので、置く前に一度ぬぐう習慣を付けてください。

磁力そのものの強さを他社と比べたい場合は、新潟精機の超磁力レベルの磁力と精度で扱った数値の見方が参考になります。

配管・設備まわり

マルチパイプレベルとPQ-100M。

丸い管に棒状の水平器を載せると点で当たって転がるため、パイプ用の形状かV溝を持つものでないと安定しません。

分電盤の中や機器の裏など、手が入る幅しかない場所ではコンパクトなPQ-100Mの寸法が効いてきます。

アカツキの水平器を買う前に確認する3点

確認するのは、精度表記・型番の記号・当てる面の長さの3つ。

まず精度です。

KOD各シリーズの気泡管精度は、商品ページや流通サイトの仕様欄で機種ごとに書かれています。

mm/mの表記で、1.0mm/mなら1m先で1mmのずれまで許容という意味。

度に直すと約0.0573°です。

カタログ値は出荷時のものなので、落とした後や長く使った後は、平らな面で180°反転させて同じ位置に気泡が来るかを自分で確かめてください。

次に型番の記号。

RM-10・RM-25の「RM」は丸型アイベルのマグネット付きを指します。

一方、PQ-100Mの末尾Mが何を意味するかは公開情報で確認できませんでした。

似た文字でも同じ規則とは限らないので、マグネットの有無は記号ではなく仕様欄で見るのが確実です。

最後に長さ。

測りたい面より短い水平器を当てると、面の途中の凹凸を拾って実際より傾いて見えます。

棚板なら300mm前後、床や長い通りなら600mm以上。

この考え方は水平器の選び方の5つの軸で詳しくまとめています。

角度の数値そのものを読みたい作業が多いなら、気泡管ではなくデジタル水平器が向く条件のほうを先に確認したほうが早い。

よくある質問

KODとアカツキ製作所は別の会社ですか

同じ会社です。KODは株式会社アカツキ製作所のブランド名で、製品にはKODの表記、企業情報にはアカツキ製作所の社名が使われます。

丸型アイベルは棒状の水平器の代わりになりますか

役割が違います。

丸型は面全体の傾きを一度に見る道具で、機器の据付や三脚に向きます。

壁の縦の通りや長い面の水平を出す作業は、棒状のアルミレベルやI型レベルの担当です。

どこで買えますか

工具の専門店や測定器を扱う通販サイトで流通しています。ただし取扱いシリーズは店舗や時期で変わるため、丸型アイベルのような特定型番を狙う場合は在庫を先に確認してください。

レーザー式のレベルも作っていますか

公開されている現行モデルの中では確認できませんでした。

レーザーで基準線を出したい作業なら、道具のカテゴリ自体が変わります。

レーザー墨出し器の選び方の6つの軸から入るほうが早いです。

まとめ

アカツキ製作所は、国産水平器を最初に作ったと自社で示す水平器の専業メーカーで、KODはそのブランド名です。

現行ラインは長さや価格の段階ではなく、丸型・棒状・パイプ用・設備用という形の違いで分かれています。

だから選び方も単純で、測る相手が面なのか、金属なのか、丸い管なのかを決めれば候補は1つか2つに絞れます。

そのうえで精度表記と長さを仕様欄で確認する。

型番の記号だけでマグネットの有無を判断しないこと。

この2点を押さえておけば、シリーズ名の多さで迷うことはなくなります。

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