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洗濯機に水平器がない時は?後付けで水平を出す手順と道具

洗濯機を据えたら、まず四隅を上から順に押してみてください。

沈む角があれば、その脚が床に届いていません。

水平器がなくても、ここまでは道具なしで分かります。

傾きの向きまで知りたいときは、天板に浅い皿を置いて水を張る。

水面と縁のすき間で、どちらが低いか読めます。

ただし読めるのは向きだけで、水平器が示す1.0mm/mのような数値は出ません。

洗濯機の据え付けで問われるのは4本の脚が同時に床へ接しているかどうかなので、多くの場合はそれで足ります。

本ページでは、道具なしで傾きを読む手順・脚を回す順番とロックナット・代用では読めない範囲・気泡管式とデジタル式で変わる確認方法まで、まとめて紹介します。

GOOD DIY編集部

測る道具の選び方の専門メディア。レーザー墨出し器・水平器・ノギスから測量機器まで、メーカー公式資料で確認した仕様と廃番型番を掲載。カタログの数値の読み方から、自分の作業に合う機種の選び方を解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

道具なしで洗濯機の傾きを読む手順

順番があります。上から押す、次に水面で向きを見る。この順で進めると無駄な回し直しが減ります。

  • 天板の上の洗剤やカゴを下ろす。重さが偏っていると、傾きなのか荷重の偏りなのか区別できません。
  • 四隅を上から片方ずつ押す。沈んで戻る角があれば、そこの脚が浮いています。対角の2点を交互に押すと、どちらの対角線でがたついているか分かります。
  • 天板の中央に浅い皿かコップを置き、水を八分目まで張る。水面と縁のすき間が狭い側が低い側です。
  • 皿を90度回して置き直し、前後と左右を別々に読む。一度の設置で読めるのは一方向だけ。

スマホの水準器アプリを天板に伏せて使う手もあります。

このとき、同じ場所で本体を180度回してもう一度読んでください。

両方の数値の中間が、天板の実際の傾きに近い値になる。

センサーやケースの厚みが持つ癖を打ち消すためです。

片側だけ読んで数値を信じると、機器の誤差をそのまま洗濯機に移すことになります。

洗濯機の脚は高い側を下げ、ロックナットまで締めて一工程

脚を回すとき、低い角を伸ばして持ち上げたくなります。

ですが基本は逆。

高い側を縮めて合わせます。

脚を出すほど接地面積の割に背が高くなり、脱水時の揺れを拾いやすくなるためです。

4本とも縮み切っているなら、そこで初めて低い側を出す。

調整できるのは前脚2本だけ、という機種もあります。

後脚が自動水平調整式になっているものは、本体を前へ少し傾けてから静かに戻すと接地する構造。

手で回そうとして壊さないよう、機種ごとの取扱説明書で調整できる脚の本数を先に確かめてください。

高さが決まったら、脚のロックナットを本体の底面側へ押し当てて締めます。

ここを省くと、振動で脚が少しずつ回り、数週間でまた浮きます。

据え付け直後は水平でも、翌月にはがたつく。

その原因の多くがナットの締め忘れです。

締めたあとにもう一度四隅を押して、動かないことを確認します。

傾いたまま回すと洗濯機は脱水で歩き出す

脱水は槽が高速で回る工程で、衣類の偏りがそのまま横方向の力になります。

脚が1本浮いていると、その力を4本で受けられず、本体が跳ねながら少しずつ移動する。

壁や隣の家具に当たる音が出るのはこの状態です。

実害は騒音だけではありません。

本体が動けば排水ホースが引っ張られたり折れたりして、排水エラーで途中停止することがあります。

防水パンの縁に乗り上げれば、そこから先はどれだけ脚を調整しても水平は出ない。

振動を検知して脱水回転数を落とす制御が働き、脱水時間だけが延びていく機種もあります。

乾きが悪いと感じたら、洗濯機の設置を疑う価値があります。

代用で読めない範囲と、やりがちな失敗

天板の凹凸をそのまま傾きと読んでしまう

洗濯機の天板は樹脂で、フタのヒンジ周りやリブで微妙に高さが違います。

小さなコップを1か所に置いただけでは、その場所の凹みを拾っているだけかもしれません。

置き場所を2〜3か所ずらして、同じ向きに傾くかを見てください。

場所によって結果が変わるなら、それは本体の傾きではなく天板の形。

床の不陸を脚で吸収しようとする

フローリングがたわむ場所や、防水パンの排水口の盛り上がりに脚が乗っていると、脚をどう回しても安定しません。

脚の下に薄いゴム板やかさ上げ台を入れて、4本を同じ硬さの面に載せるほうが早い。

段ボールや紙は湿気で潰れるので使わないでください。

水面法では数値が出ない

水を張った皿で分かるのは、どちら側が低いかという向きだけです。

0.5mm/mや1.0mm/mといった水平器の精度に相当する読みは取れません。

洗濯機なら向きが分かれば足りますが、棚板や建具のように数値で追い込みたい相手には代用が効かない。

水平器と水準器の違いと選び方の軸で書いたとおり、長さと精度は別々に表記される項目です。

気泡管式とデジタル式で変わる確認の手順

手元に水平器を用意するなら、方式で当て方が変わります。

気泡管式は当てた瞬間に読めるのが利点。

ただし目線を気泡の真上に持ってくること。

斜め上から見下ろすと、実際より片側に寄って見えます。

天板の水滴や洗剤カスを拭いてから当てるのも忘れずに。

長さは、洗濯機の天板なら300mm前後が扱いやすいところ。

100mm程度の小型だと、拾う範囲が狭くて天板の凹凸に振り回されます。

デジタル式は数値が安定するまで数秒待ちます。

置いてすぐの値で判断すると読み違える。

前後方向と左右方向を数字で比べられるので、どちらの脚を何回転させるかの見当が付けやすいのは利点です。

一方で電池切れれば止まりますし、機種によっては使う前にゼロ点の校正が要ります。

角度の数値まで欲しいかどうかで選び分けてください。

判断材料はデジタル水平器と気泡管の精度差にまとめています。

よくある質問

スマホの水平器アプリだけで洗濯機を設置できますか

傾きの向きと、おおよその大小を知る用途なら使えます。

ただしケースの厚みやセンサーの癖が乗るため、本体を180度回して2回読み、その中間を取ってください。

1度未満の細かい追い込みには向きません。

100円ショップの水平器でも洗濯機には十分ですか

4本の脚が同時に接地しているかを見る用途なら、小型のものでも向きの判断はできます。

精度表記が無い製品が多いので、数値を追う作業には使わないこと。

売り場や種類はダイソーの水平器の売り場と使える範囲で扱っています。

調整後はどうやって確認すればいいですか

洗濯物を入れずに脱水だけを短時間回します。

手を本体の四隅と側面に軽く当て、跳ねる感触や壁への接触音が出ないかを見る。

異音が残るなら、もう一度四隅を押すところからやり直しです。

どのくらいの間隔で見直せばよいですか

目安として、設置したとき、掃除や配管工事で本体を引き出したあと、そして異音や移動に気づいたときです。

動かしていなければ頻繁に測り直す必要はありません。

ただし脱水時の音が以前より大きくなったら、間隔にかかわらず確認してください。

まとめ

水平器がない状況でも、四隅を押してがたつきを探し、水を張った皿で低い側を読めば、洗濯機の据え付けはひととおり進められます。

脚は高い側を縮めて合わせ、ロックナットを本体底面へ締めるところまでが一工程。

ここを飛ばすと、数週間後にまた同じ音が出ます。

代用で読めるのは傾きの向きまで。数値で追い込みたい作業が他にもあるなら、300mm前後の一本を手元に置いておくと、洗濯機以外の場面でも判断が早くなります。

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