Eliklivのレーザー墨出し器はどう?R16 Proの仕様と付属品
Amazonで「レーザー墨出し器 16ライン」と検索すると、似た形の黒い本体と三脚のセットが延々と並びます。
Eliklivもその並びの中にあるブランドで、現行として確認できるのはR16 ProとB16 Proの2型番。
どちらも4x360°、最大16ラインです。
紛らわしいのはここから先。
2つの違いはラインの本数ではなく、リモコンや三脚といった付属品の構成にあります。
R16 Proは4,500mAhのバッテリーが2個付きでグリーンと明記されている
一方、B16 Proはライン色が公開情報では確認できませんでした。
本ページでは、16ライン機としての中身・R16 ProとB16 Proの見分け方・運営会社と修理窓口が確認できないという前提まで、まとめて紹介します。

GOOD DIY編集部
測る道具の選び方の専門メディア。レーザー墨出し器・水平器・ノギスから測量機器まで、メーカー公式資料で確認した仕様と廃番型番を掲載。カタログの数値の読み方から、自分の作業に合う機種の選び方を解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
Eliklivが売っているのは16ラインと、箱に詰めた付属品
Eliklivのレーザー墨出し器は、4x360°・最大16ラインという構成に絞られています。
2ラインの入門機から上位機まで段階を並べる作り方ではなく、上のライン構成をいきなり低価格帯で出し、そこに付属品を足していく売り方。
R16 Proの内容を見ると、4,500mAhのバッテリーが2個、リモコン、360°回転する金属ベース、エレベーター三脚まで入っています。
本体を買ったあとに三脚を別で探す手間がない、という一式構成です。
一方で、ブランドとしての足元は見えにくい。
運営会社は公開情報では特定できませんでした。
販売はAmazonが中心で、国内の修理・校正窓口も確認できていません。
ここは価格に効いている部分でもあります。
国産や海外大手は保証の設計そのものを公開していて、たとえばタジマは製品登録を済ませてあることを条件に1年間の無償修理・送料無料としており、ヒルティは工具サービスの無償修理と修理上限金額を出しています。
Eliklivの場合、故障したときは購入した販売経路側の対応に頼る前提で考えたほうが実際に近い。
長く使う道具として買うのか、まず16ラインを試す道具として買うのか。
ここで判断が分かれます。
R16 ProとB16 Proの差は、ラインではなく付属品構成
型番が似ていて、どちらも「4x360° 16ライン」。
照射の作りで選び分ける2機種ではありません。
公開情報で読み取れる差は、箱の中身と表示まわりです。
| 型番 | 公開情報で確認できる内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| R16 Pro | 4x360°・最大16ライン、グリーン。バッテリー残量のLCD表示、リモコン、360°回転金属ベース、エレベーター三脚、4,500mAhバッテリー2個。自動補正・受光器対応 | 一人で据えて使う人。本体まで戻らずリモコンで切り替えたい人 |
| B16 Pro | 4x360°・最大16ライン、エレベーター三脚付きの構成として案内。ライン色の記載は確認できず | 三脚込みで一式そろえたい人。ただし色は注文前に商品ページで確認が要る |
もうひとつ、R16 Proの仕様に書かれていて見落としやすい点があります。
16ラインのうち同時に照射されるのは、水平または垂直の2ラインという記載です。
360°の全周ラインを4面ぶん持っていて、そこから必要な向きを呼び出して使う作り。
16本が一度に部屋中を走るわけではありません。
16ラインが効く作業と、クロスラインで足りる作業
部屋を一周する基準を取るとき
全周ラインの利点は、本体を据え直さずに壁4面へ基準が回ることです。
間仕切りの振り出し、天井の下地、内装の廻り縁。
壁ごとに墨を打ち直していた作業が、一度据えるだけで済みます。
4x360°を選ぶ意味が出るのはこの場面。
棚付けや配線で1本の水平が欲しいとき
逆に、壁1面に棚を並べる、コンセントの高さをそろえる、といった作業なら水平と鉛直のクロスラインで足ります。
使わないラインは電池を食い、本体も大きくなる。
作業が一面で完結するなら、ライン構成より色と据え方を優先したほうが結果は良くなります。
ライン数・色・電源など6つの軸を先に通すと、そもそも16ラインが要るかどうかが早く決まります。
屋外でも使う予定があるとき
R16 Proは受光器対応と記載されていますが、受光器は別売のことが多く、使えるのはメーカーと機種の組み合わせが合っているときだけです。
Elikliv用受光器の型番までは確認できませんでした。
屋外が前提なら、受光器が同梱された構成かどうかを注文前に見ておいてください。
屋外の明るさでは、グリーンでもラインは目視できません。
精度と電源は、Elikliv側の商品ページで確かめる
まず精度表記。
ライン照射機は水平・鉛直とも±1mm/7mという書き方が一般的ですが、Eliklivの各型番の値は公開情報で確認できませんでした。
商品ページの仕様欄に記載があるはずなので、そこを読んでから決めてください。
あわせて覚えておきたいのは、カタログ精度が出荷時の値だという点。
輸送や落下、温度差のあとは数値どおりに出るとは限らないので、壁に打ったラインを反転させて確認するなど、自分で一度見ておくと安心です。
電源は4,500mAhの専用バッテリーが2個。
電動工具のバッテリーを流用する方式ではないので、手持ちの工具の電圧は関係ありません。
充電方法と充電時間、防塵防水の等級については確認できませんでした。
現場に持ち出すなら、この3点は購入前に見ておく価値があります。
付属のエレベーター三脚は、高さを稼げるぶん脚を開いたときの据わりが甘くなりがちです。
据えたら脚を軽く押して沈み込みがないか確かめ、それから電源を入れる。
土間や砂利の上では、脚の下に板を噛ませるだけでも安定します。
よくある質問
Eliklivはどこの国のメーカーですか
運営会社は公開情報では特定できませんでした。
Amazonを中心に販売されているブランドで、製造元や本社所在地も確認できていません。
国名を断定できる資料が見つからなかった、というのが現状です。
R16 ProとB16 Proはどちらを選べばいいですか
照射の構成はどちらも4x360°・最大16ラインなので、付属品で決めます。
リモコン操作とバッテリー残量の表示が欲しいならR16 Pro。
ライン色が明記されているのもR16 Proのほうです。
B16 Proを検討するなら、色の記載を商品ページで確認してから注文してください。
16ラインは全部同時に出ますか
R16 Proの仕様には、同時に照射されるのは水平または垂直の2ラインと書かれています。
4面ぶんの全周ラインを持っていて、必要な向きを選んで出す作りです。
16本が常時点灯する機種ではありません。
同じ価格帯の16ライン機と何が違いますか
16ライン・グリーン・三脚付きという組み合わせは、この帯の各ブランドがほぼ同じ形で出しています。
差が出るのは付属品の内訳と、精度表記や受光器の扱いをどこまで公開しているか。
比較するならSeesiiの16ライン機の仕様や、HueparのHM03CGで確認すべき点と項目を並べて見ると、書かれていない欄がどこかが分かります。
まとめ
Eliklivは、4x360°・16ラインという上のライン構成を、三脚やリモコンまで含めた一式で出しているブランドです。
壁4面へ基準を回す作業が多いなら噛み合いますが、一面で完結する棚付けや配線なら、そこまでのライン数は要りません。
R16 ProとB16 Proは照射ではなく付属品と表示で分かれる別型番で、B16 Proは色の記載が確認できない点に注意してください。
運営会社と国内の修理窓口が確認できないぶん、故障後の道筋は販売経路側に委ねることになります。精度表記・受光器の同梱・充電方法の3点を商品ページで確かめたうえで、その前提を受け入れられるかどうかで判断するのが現実的です。



